確定申告しつつヴァイキング ~海の覇者たち~

確定申告で仕分けを進めながら横目でprime videoで気になっていたヴァイキング~海の覇者たち~を視聴。
流石に決算書類の作成段階まで来ると見ながらというのは難しいが、クラウドサービスのお陰でかなり楽。
弥生青色申告オンラインを使用し始めて4年ほどか。初年度無料で次年度からは税込8640円。月720円(税込)。仕分けのスマホアプリもあってこれで会計作業が楽になるならお得かな。freeeも考えたのだがこちらは税別で月額980円。価格と過去使用したこともあって弥生にしたような。周りではfreee利用者の方が多い印象。
閑話休題。
ヴァイキングの製作はヒストリーチャンネルなのでファンタジー的ではあるが歴史考証はなされている。日本でいう大河ドラマ。色々と問題のありそうないだてんは分からないが…。
勿論、北欧神話が通底したモチーフとなっていて、個人的にはこれがヴァイキングを楽しめた理由のひとつだと思うので、ヴァイキングを楽しむための北欧神話知識について簡単なまとめ。

身近な北欧神話

北欧神話のwikipediaを読めば、見慣れた言葉が沢山ある。音楽好きならユグドラシル(BUMP OF CHICKENのアルバム)、映画好きならロードオブザリングのドワーフや中つ国、マイティソー(ソーはトールの英語読み)など。特にゲーム好きならば更に馴染みは深い。
それこそオーディンにラグナロク、ヴァルキュリア、FFは北欧神話やギリシャ神話から多くを取っていて、FF7のミッドガル(ミズガルズの英語読み)、ニブルヘイム、FF8のスコールはフェンリルの子のスコルでしょう。アニメ好きもまた然り。ユミル(進撃の巨人)やギャラルホルン(ガンダム)と枚挙にいとまがない状態。
シンプルでいて出てくる神々が割と人間と近いため組み合わせやすいのかもしれない。 日本の八百万の神ではちょっと処理し切れないし。

ヴァイキングをより楽しめる前提知識

オーディン

北欧神話の英雄オーディン。劇中でも何度も登場人物たちの口から聞くことが出来る神。オーディンは知的好奇心の塊のような神で、口にするだけで優れた知恵や知識が得られるというユグドラシルの根元にあるミーミルの泉の水を飲むために片目を捧げるほど。

トール

雷の神で最強の戦士トール。最強の鉄槌ミョルニョルを持ち激情家で力ずくで物事を解決していく赤髭の大男。

ロキ

悪戯好きの神。悪戯の結果としてたがグングニルや船、トールのミョルニョルなどを手に入れたりする。
ただ悪戯の結果、オーディンの子を死なせてしまい洞窟で縛られた上、毒蛇の毒を顔に受け続けることになり、縄が解けた後は巨人族を率いて神々と戦うことになりラグナロクを引き起こす。

ヴァルハラ

オーディンの宮殿。死後ヴァルハラに迎えられることが戦士としての最高の栄誉とされており、ラグナロクに備えて昼間は殺し合いをして鍛錬をし、夜には蘇って盛大な宴が開かれる。

カラス

オーディンの肩には2匹のカラスがいてこのカラスが世界中を飛び回って情報を集めオーディンに伝えている。つまりカラスはヴァイキングにとってオーディンの目として捉えられている。

あとがき

あまり説明してしまうとネタバレも含んできてしまうのでこの辺りで締め。
ちなみにこれは9世紀頃の話。日本で言えば平安時代にあたる。ヴァイキング時代(800〜1150)が平安時代(794〜1185)とほぼ重なるのが何となく興味を引く。ヴァイキングは交易と略奪のために海を渡り、日本では遣唐使が廃止されどちらかと言えば内紛の時代か。
ドラマだから現代風に広告的に脚色されていると思うので、当時これほど生々しく残忍な戦闘があったのかは分からないが、血や暴力が苦手な方には見るだけでストレスが溜まるシーンも多いかと思う。戦士としての死が文化的に最上にあるのでそこは背景を理解する必要があるのかもしれない。学校の歴史ではほとんど言及されないが、後世布教のために虐殺や支配も多く、個人的にはこちらの方が恐ろしさを感じるけれど…。
北欧神話の影響がみられるゲームオブスローンズの最終章が今年放送される。それまでの間を埋めるためにヴァイキングは如何だろうか。ウォーキングデッドは何かもうマンネリですし。

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