車購入記録・序

田舎暮らしでは必須の車。
移住する際に9.4万キロのトヨタ・カルディナを格安で手に入れた。前オーナーは点検記録も残しておくほどメンテナンスをしており10万キロ近くても別段不具合もないものだった。
車検も半年ほど残っていた。年間1.5万キロ弱の想定で半年後に車検を通し、その後2年乗って買い替えを考えるつもりだったものの、最も近いスーパーが片道20キロ、移住前後の諸々の準備や想定していなかった都心との往復もあって1年で2万キロちょっと乗ってしまい、走行12万キロ、オイルも食い始めたので乗り換えの検討を始めた。

住んでいるのは山奥で、冬場、多いときは一晩で60〜70cmほどの積雪があり、気温も-15〜-20℃ほどと4WD(AWD)は外せない。
また積雪のほか未舗装路もある。カルディナの最低地上高はカタログスペックで150mm、経年劣化で多少下がっていたかとは思うが、この高さで困ることはなかったものの多少底を擦ることもあったので、少なくとも最低地上高150mmは確保しておきたい。

そうなると流行のSUVかクロカンか。
とは言うものの車歴は、RX-7(FC-3S)→カリブ(E-AE114G)→RX-7(FC-3S)→インテグラ(E-DC2)→ソアラ(E-UZZ30)→RX-7(FC-3S@エンジンレストア)というスポーツクーペが専らだったこともあり、どうにも車高が高い車は苦手。

歳をとって保守的になったのか、エアバッグすら無いRX-7に乗っていた若い頃には考えもしなかったが、衝突軽減自動ブレーキはどのタイプでも良いから付けておきたい。
それと、燃費も気になる。カルディナでも燃費は十分だったが(9km/1Lほど)、田舎生活、また山暮らしでは、自家用車が移動手段の全てと言って良い。また、都市生活をするよりも収入は減るので少しでも燃費が良いと助かるのだ。
かと言ってハイブリッドはアップダウンの激しい山道には向かないし、車体価格も上がる。4WD性能が期待できない(車種も少ない)。

また、駐車スペースが狭く、測ったところ最大幅は180cm以内でないと駐められない。冬場は閉鎖されるが近道の林道は古いもので道幅は狭い。

したがって、前提として挙げる最低条件は、

・4WD(AWD)
・最低地上高150mm以上
・最大幅180cm以内
・ガソリンエンジン
・衝突軽減自動ブレーキ

の5点。
更に希望条件としては、

・低燃費

ということになる。

その他、ランニングコスト的には流行のダウンサイジングターボではなくて自然吸気エンジン。色は未舗装路があり汚れが目立つので黒、白以外、というところか。

まずは中古車を探す。
年間2万キロ、1回は車検通すとして、4年で8万キロ。10万キロをひとつの区切りと考えると走行距離が2万キロ以内。
取りあえずは中古車検索サイトで。

自動ブレーキのないものは150万ほど、自動ブレーキ付きは200万前後からというところだったか(2016年11月頃)。
大体100〜150万くらいで考えていたのでこれにはちょっと驚く。
都心で10年ほど車とは無縁の生活をしていたから、それなりの新車が200万ちょっとで買えた時代のままになっていた。

200万行ってしまうならば新車も検討してみようとディーラーを回りはじめ、結局、中古車より新車が良いなと当然のように至り。
新車を買うなど人生最初で最後かもしれぬ…とも思い。

結論から言うとマツダのアクセラ15S Proactive/AWDを購入しました。
これに至る顛末を次回より記録。

ちなみにカルディナは安価で友人に譲りました。
下取り価格も各ディーラーが出してくれたけれど、流石に12万キロの車には良い値もつかず、交渉材料にするのも申し訳なく。
もうちょっと売れそうな車を所有していれば、下取り一括サイトを使ったかもしれない。
ただ、複数社と自分で交渉するのも大変で、自宅も無料査定に来てくれるような場所でもないため、1回持ち込みの車体検査でそれに対して複数社が入札してくれるこんなサービスを使った方が面倒も少なそうで良さそうかな。

【ユーカーパック】

交渉というよりは提示金額から決めるので一括査定よりは多少買取価格が安くなる傾向があるようだけれど、ディーラーよりは高く値はつきそう。
また、中古車検索サイト大手のGoo-netも買取サービスがあるので、これも信頼できそうではある。

【愛車の値段がその場でわかるGoo買取】をご入力下さい。

事故車でも買い取ってもらえるのか…。
事故車・故障車・不動車なんでもOK!

この記事が気に入ったら

Twitter で
LINEで送る
Pocket

コメントを残す